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樋口ゼミ学生が国際会議で発表を行いました


学生活動

 政策コース?樋口恵佳准教授(専門:国際法)の研究室では国際法?国際政策に取り組んでおり、7月1日(木)にオンラインで開催された『2021 People and Sea Conference (MARE XI)』にて、樋口ゼミ3年生10名(齋藤直宏、秋葉朝香、今井蒼真、遠藤光、佐藤琳、鈴木涼雅、髙橋一臣、髙橋若寛、野尻優太、横山元也)が発表を行いました。本番は日本時間の22時30分(オランダ現地時間15時30分)から、大学の大教室にて行われました。
 テーマは、「海洋空間計画と日本の洋上風力発電法制度について」。日本の洋上風力発電に関する法制度と、国際機関であるユネスコの政府間海洋学委員会が開発した国際ガイドラインを比較し、「日本の法制度が、コミュニティの意見を取り上げ、漁業や海運、環境保護、発電事業といった複数の目的達成をはかる仕組みになっているかどうか」を検証した内容です。

 学生たちはゼミにおいて、ガイドラインと各法制度の対応関係を検証する作業を行いました。また本番は全編英語で行われたため、事前に発表練習を重ねたうえで報告を行いました。
 発表後は同じセッションの参加者と「海洋空間計画」に関する議論に参加し、計画的な海洋の利活用に関する包括的な法制度の必要性や、レクリエーションや文化保護など、環境以外の様々な目的においてこのような政策手法がとられていることを学びました。

 発表を終えて学生たちは、「うまく発表が伝わるか心配だったが、最後には質問やコメントをいただくことができ、無事に発表が伝わり安堵した。世界中の人達が様々な視点で海に関する項目について発表を行っていたのでとても勉強になった(秋葉朝香さん)」、「発表の内容が複雑だったため、要点を整理して自分の中で内容のイメージをつかみ理解を深めるようにした。国際会議発表という貴重な体験ができ本当によかった(高橋若寛さん)」、「スピーチの暗記と発音に苦労した。明るい雰囲気で臨みたいと思ったが緊張して硬くなってしまった。英語で他国の方にスピーチするのは初めてだったので難しかったが、初めてで苦労したからこそ良い経験になったのではないかと思う(髙橋一臣さん)」と話し、それぞれの学生がとても良い経験をしたことが伺えました。
 樋口ゼミのみなさん、お疲れさまでした。